西洋芝生の3月の管理

3月の西洋芝は一気に成長が早まります。

3月の東京の平均気温は平均最高気温13度と、西洋芝の生育可能地温10度から25度の範囲に入ってきます。また、最近は最高気温が15度を超える日が多く、日中は地温も10度を超えてきます。成長が進み、一気に色鮮やかな緑が広がる季節です。ここで焦って肥料を目方で撒いたり、水やりを多めに実施してしまうと、ちょっと危険な3月の西洋芝の管理。ここは冷静に冬場に作成した年間計画を見て、芝生の管理を実施してみます。

この表の解説をご覧になりたい方は、こちらをご確認ください。
西洋芝の年間管理表と使い方

肥料

気温はある程度高くなるのですが、成長能指数を見るとまだ0.2。こういったときは急激に成長しているように感じる芝生の見た目に惑わされず、肥料を多くあげすぎないように気をつけるべきです。肥料過多は、雑草のガソリンとなってしまいます。今年こそ雑草を押さえたいと本気で思うのであれば、この3月の肥料の量は注して決めてください。

80ミリグラムの水に、硫安を4.2グラム混ぜて、1平米に撒くことで、芝生に取って一番大切なチッソだけを、成長に合わせた量だけあげる事が出来ます。

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芝刈り

伸びてきたからと言って、短く刈れば良いと言う物ではありません。芝生は根と草で構成されており、それで地中と太陽から養分を得ている訳です。まだまだ春に目覚めたばかりの芝生の葉を短く刈り込み、光合成の機会を奪ってしまうのは避けたい物です。私の場合は、パッティンググリーンを目指しているため、6月の短い刈り込みに向けて軸刈りにならないよう、段階的に短くする為に3月は10ミリで設定していますが、パッティンググリーンを目指されないのであれば、20ミリから短くても15ミリ、刈りそろえる程度で良いと思います。

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水やり

水やりは土壌三相を基準に行っています。芝生に取って最適の土壌水分量は10%から25%。1週間に数日、土壌水分を計り、12%前後になったら、25%になるまで一気に水やりをします。3月は平均降水量も急激に増え、1ヶ月に8日間前後雨が降りますので、土壌水分が20%を切る事があまりありません。ほとんど水やりが必要無いくらいです。

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目砂

目砂は凸凹の修正ではなく、有機物がはびこらないようにする事を最大の目的としています。年間12ミリを基準に、毎月1平米あたり1ミリの目砂を撒き、有機物の一方通行にならないように撒いています。

その他更新作業

エアレーションやコアリング、転圧や薬品は芝生に一時的なダメージを与えますので、成長能が低い時期は実施しません。5月や6月、9月や10月等、西洋芝の成長が著しい時期に行い、芝生がリカバリーしやすい時期を狙って実施します。

以上、3月の西洋芝管理計画でした。

参考資料
気温などの天候データは東京の物を使用しています。芝生の種類は、西洋芝、ニューベントのTYEEという品種です。

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